ハイエース左側面の巨大&複雑なへこみと亀裂を板金のみで修復!《前編》
今回はリピーター様よりご依頼いただいた、ハイエース左側面の巨大で複雑なヘコミと亀裂の板金修理をご紹介していきます!前回に続き「このヘコミ交換せずに直りますシリーズ」!
本日は【前編】となります。
こちらが、全体の損傷の様子です。
先にメインヘコミ箇所のビフォーアフターです☆
今回は先にビフォーアフターをご紹介します^^
この様に通常だとカット交換作業必須の損傷が板金のみでここまで復元!その様子をこれからお見せいたします!
さて今回の損傷は特にスライドドアとその後方パネル付近にかけて、かなり大きく、複雑なへこみが広がっています。
上から見ても、深く内側に押し込まれているのがよく分かりますね。
さらに、サイドパネルの一番後ろ部分までヘコミは続いています。
さて、このダメージを交換せず板金のみでどこまで復元できるでしょうか!?
まずは、以前の応急処置でタッチペンや詰め物がされていた部分を取り除きます。
すると、亀裂も発見😲
この周辺の深いヘコミエリアから作業開始です!
まずは、損傷エリア全体をサンディングして、表面の異物を除去していきます。
サンディングを進めると、以前に分厚いパテで補修された跡が現れました。
ひとまず、スライドドア後方からサイドパネル前方の複雑なエリアを中心に作業を進めます。
板金作業スタート!
まずはサイドパネル、ホイールアーチ周りの縁部分の深いヘコミをじわじわと引き出していきます。
続いて、プレスライン沿いに丁寧に引き出し。
ハンマリングと引き作業を併用しながら、徐々に形を整えます。
ホイールアーチの縁部分、2本のプレスラインの大まかな粗出し板金が完了!
その後、間の深い歪み部分をさらに板金。
続いて、少し後方の縁のヘコミも板金していきます。
さらに、スライドドア側の縁ヘコミも線引きでじわじわと引き出します。
次に下側のプレスライン付近へ。
ここも原形がほぼ失われていましたが、みるみる復元していきます!
特にこのエリアは二重プレス構造のため、慎重な引き出し作業が必要でした。
プレスラインの粗出し後、周辺の歪みも丁寧に修正。
続いてはスライドドアの板金作業。
前寄りの浅いヘコミから慎重に引き出し、
さらに深い個所を線状に引き出していきました。
スライドドア前寄り部分の粗出し板金が完了!
ここからパネル後方部へ
ただ、ここで引き出し箇所の選定を少しミス💦
やはり浅いヘコミから徐々に進めるべきでした。まあ何とかなるんですがね^^;
ということで、今回の前編はここまで!
次回後編では、さらに細かく整えていく様子をお届けします。お楽しみに^^
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