複雑なヘコミと穴を板金のみで再生!パテ整形から塗装・仕上げまでの全工程を解説
本日の作業場ブログは、前回に引き続き「このヘコミ交換せずに直りますシリーズ」!
ハイエース左側面の巨大で複雑なヘコミと、**穴が開いたパネルの板金修理(後編)**をご紹介します。
今回は、パテ成形〜塗装〜最終仕上げまでの工程をお届けします。
藻の損傷はこのような感じ
前回の作業内容(板金による粗出し編)はこちら >>
まずは前回の続き、細かな均し板金と穴埋め作業までを完了した状態です。
穴あき部分の処理には、強度と耐久性を兼ね備えたエポキシ系樹脂パテを使用。
溶接を使わず、美しく確実に成型しています。
写真はパテ処理後の様子です。
実際にはここまでかなりの時間をかけて作業を進めました。
腰痛持ちのオイラには辛い工程ですが、仕上がりを見れば苦労も吹き飛びます^^
次に、サフェーサー(下塗り)を塗布し、塗装前の下地処理へ。
表面の足付け(研磨)とマスキングを行い、最終の歪み取りも完了!
いよいよ塗装工程へ移行します。
はい!ご覧のとおり、塗装も綺麗に仕上がりました!
塗装後はしっかりと乾燥させ、塗膜肌の調整とぼかし処理を行います。
ぼかし部分は特に慎重に、手作業で丁寧に仕上げていきます。
最後に、取り外していた部品類を再度組み付け、いよいよ完成!
ここからは、修理前と修理後のビフォーアフターを、エリアごとにご紹介します。
<全体>
<最もヘコミが大きく深かったエリア>
<タイヤハウスの上側縁のつぶれ>
<サイドパネル後方部の歪み>
今回は、パネルカット交換の約1/4の費用で修理完了!
しかも修復歴もつかず、美しく元通りになりました^^
この度も数ある修理工場の中からマースガレージをご利用いただき、誠にありがとうございました!
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