本日の作業場ブログは長らくお預かりしておりましたアウディ8Xのフロント事故修理の続きのご紹介です。
今回の損傷はフロントラジエター・インタークーラーまでの損傷で、前回のブログで内板コアサポートまでの取替までご紹介させていただきました。
<前編の記事>
ラジエターコンデンサー装着後、クーラーガスを入れ直します。
ここからは外装の取替塗装とボンネットの板金塗装へ。
アウディA1 8Xのフロントバンパーは3分割になっており、今回は損傷がひどかった中央と左側そしてグリルをリサイクルパーツで用意いたしました。
分解組付けがかなり固く留まっていますので、わりと難儀します。
バンパーはリサイクルの為傷があり、パテを施します。
ドアミラーも割れ損傷があったため左右一緒にプラスティック溶接しパテ施工。
ヘッドライトはレンズのキズのみで母体には損傷がありませんから、キズを除去してそのまま使用する事にいたします。
それぞれ足付け、下地を整えて塗装準備にまいります。
フェンダーもリサイクルパーツ。
ボンネットは板金修復。サフェーサー塗布後うっすら歪が気になったので、ラッカーフィラーを入れて均しました。
塗りあがりました☆ミラーカバーとバンパー。
フェンダー
ボンネット
塗装後しっかり乾燥を経てから肌調整へ。
1000番手から3000番手まで順を追って耐水ペーパーをかけて行きました。
均一に細かなパーペー目に仕上げないと、カットポリッシュに影響が出ます。
この肌調整作業は手間暇と乾燥時間がかかりますが、クオリティは断然違ってまいります。
戻りキズと言って、ポリッシュで磨いた後油分が飛ぶことでペーパー傷が目立ってくる場合があります。
それが無いように、カットポリッシュを終えた時点で、時間と加熱で完全乾燥させ、仕上げポリッシュに移行します。
時間をかける以外にやり方はありません。
はい!リサイクルパーツを使用して新品交換修理の半額以下で完成です!!
輸入車は特にパーツ価格が高額になりますので、リサイクルパーツ使用修理やレストレーション修理の値打ちがお分かりいただけると思います。
この度は長らくお待たせいたしましたが綺麗にお安く完成です!!今後ともマースガレージをご贔屓下さいませ!!!
#アウディ板金塗装
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