本日の作業場ブログは、スクーターのカウル部分のガリキズリペアのご紹介です!
今回は「左カウルの縁を擦ってしまった」とのご相談。
バイクにつきましては基本的にパーツ単体でのお持ち込み修理を承っておりますが、今回は小型スクーターということもあり、車体ごとのお預かりにて対応させていただきました。
まず損傷箇所を確認してみると、左カウルの縁に沿って深いガリキズが広範囲に入っています。
さらに過去にタッチペン補修も施されており、キズだけでなく補修跡も目立っている状態でした。
それでは修理を進めていきましょう!
深いガリキズと補修跡をリセット
まずはキズ部分の下地処理からスタート。
ガリキズ周辺をフェザーエッジサンディングし、段差や補修跡をなだらかに整えていきます。
タッチペンが残ったままでは綺麗な仕上がりになりませんので、傷と合わせてしっかり除去していきます。
下地が整ったらパテを施工。
キズで失われた形状を復元しながら面を整えていきます。
サフェーサーで塗装前の下地を作成
パテ整形が完了したら、サフェーサーを塗布。
サフェーサーには細かなキズを埋める役割だけでなく、塗装面の密着性を高める重要な役割があります。
乾燥後はさらに細かなサンドペーパーで研ぎ均し、最終的な形状を整えて塗装前の下地を完成させます。
バイクならではの現車調色
ここからは塗装の準備です。
実はバイクの補修塗装は、自動車より難しいケースが少なくありません。
その理由のひとつが、補修用のカラー調色データが存在しないこと。
そのため実車を見ながら、一から色を作り上げていく必要があります。
今回はホワイトパール系のカラー。
下色となるホワイトと、上色となるパールをそれぞれ細かく調整しながら、現車に違和感なく馴染むカラーを作成していきます。
何度も色味とパール感を確認しながら、塗料を仕上げていきました。
小範囲塗装で自然な仕上がりへ
調色が完了すれば塗装工程へ。
今回はできるだけ小範囲で仕上げるため、マスキングにも工夫を施します。
クリアーのぼかし位置やオーバーミストの流れを考慮しながら養生を行い、違和感が出ないよう慎重に進めていきます。
塗装は無事完了✨️
複雑なデザイン形状のおかげで、パール感やクリアーのぼかしも自然に馴染ませることができました。
乾燥後は肌調整とクリアぼかし部分の処理を行い、最後にコンパウンドで丁寧に磨き上げます✨️
深いガリガリ傷でも、違和感のないツルっと元通りのホワイトパール質感へ復元
今回のスクーターは、左カウル縁部分の深いガリキズ修理となりました。
キズそのものだけでなく、過去に施されていたタッチペン補修跡も目立っていましたが、下地からしっかり整え直し、ホワイトパールも現車に合わせて調色することで自然な仕上がりへ復元することができました✨️
特にバイクの外装パーツは、自動車のような補修用調色データが用意されていない場合も多く、色作りが仕上がりを大きく左右します。今回はパール感や色味もしっかり合わせることで、補修箇所が目立たない仕上がりとなりました。
マースガレージでは、バイクにつきましては基本的にパーツ単体でのお持ち込み修理を承っておりますが、今回のような小型スクーターなどは内容によって車両ごとのお預かりも対応しております。
なお現在、多くのご依頼をいただいており、ご予約順での対応となっております。内容によってはお時間をいただく場合もございますのでご了承くださいませ。
この度はご依頼いただきありがとうございました!!
今後ともよろしくお願いいたします^^
修理・施工をご希望の方は、ご予約をいただいた順にご案内しておりますので、あらかじめご了承のほどお願いいたします。
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