側面の大きく深いヘコミ板金塗装☆レヴォーグ

昨日ご入庫いただきましたお得意様よりうれしい差し入れ頂きました♪

明日は定休日なので早速いただきます!

クゥ~っ!うまい!!ありがとございます~~!

という事で、ほろ酔いでブログ更新です(*^_^*)

 

さて本日の作業場ブログはレヴォーグの側面大ヘコミ板金塗装をご紹介いたします。

損傷個所は右のフロントドアとその下側、サイドシルガードのヘコミ。

 

範囲は70㎝四方に広がる大きく深いヘコミ。

今回は保険修理とはなりますが免責額(自己負担額)が結構大きくありますので、できるだけご負担が少なくなるように勧めてまいりたいと思います。

ドア下側の縁とサイドシル辺りに大きく接触があった様子です。

さてまずはドアの板金から開始。

 

ドアを開けた様子ですが、この縁の部分を真っすぐにすることから始めます。

ただ無理やり板金するとヘコミがもっと大きくなる可能性があるので、縁を叩き出しながら、叩くことによる表面のヘコミ伸びの負担を逃がすように並行作業で進めます。

まずは縁がまっすぐになりました。少し表面のヘコミ範囲は広がりましたが。

ついでにサイドシルプロテクターの大きな変形を取り付けた状態で簡易的に加熱修正します。

出っ張った個所をヘコましてゆがんだ部分を伸ばして矯正。

プロテクターを外しました。

外した内側のサイドシル部分も凹んでおりますがこちらは簡易的に板金を進めることにいたしましょう。

ではメインのドアヘコミを修正板金していきます。まずはサンディング。

溶着し線で引っ張っていきます。

粗出し板金が完了。

このヘコミによる弾性変形がパネル上側に大きく広がっていましたが、深いヘコミが平坦になるとプレスラインの上側の弾性変形もある程度元に戻りました。

均し板金と絞りを進めます。弾性変形部分の歪はこの後パテで均します。

パテを施しここからはサフェーサー塗布に移行しさらに面の細かな凹凸を均します。

サフェーサーを塗布。サフェーサーの厚みでは取れなさそうな歪個所にラッカーパテを施します。

 

プロテクターの方は、ばらして細かな加熱修正を施した後にパテを施工。

プロテクターの裏側取り付け部の破損を修理していきます。

同じくサイドシルプロテクターも大きくゆがんでいたため、ラッカーパテ下地。

スプラッシュガードは大きな変形は無かったので綺麗に形が整いました。

ドアはだいぶ歪が抜けました。

塗装へ☆

プロテクターは少し歪みが残りそうですが、綺麗に塗上がりました☆

スプラッシュガードは綺麗に元通りです☆

スプラッシュガードは裏面綺麗に両面テープの乗り跡を除去します。

再度両面テープを貼り付けます。この作業地味に大変です。

さて、作業も大詰め。気が気作業を完了させます。

パーツ類を取り付けて完成です!

若干、映り込みによる歪が出ましたが、自己負担ゼロで修復完了です!

 

■仕上がり(斜めから)

before

after

 

■仕上がり(上から)

before

after

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