塗装なしでコストを抑える!プジョー308の雹被害リペア事例

今回は、昨年の春に発生した雹(ひょう)による被害を、塗装をせずに板金修理のみでリペアする作業をご紹介いたします。

塗装レス板金のメリット・注意点

マースガレージでは、**「塗装ありの板金・取替修理」に加え、「塗装なしの板金修理」**にも対応しています。塗装なしの修理には、専用ツールを使用してパネルの裏側からヘコミを押し戻す「デントリペア」などの技法があります。どちらも高い技術を要する修理方法ですが、修理費用が高額になりがちな点が特徴です。

今回ご依頼いただいたのは、塗装なしの板金修理の中でも、比較的短時間かつ低コストで、ヘコミを目立ちにくくする施工です。費用を抑えつつ、可能な限り美しく仕上げたい方におすすめの方法となります。

ただし、この修理方法にはいくつかの注意点があります。

施工可能な車両の条件

  • 年数や塗装状態によっては施工できない場合がある
  • 既に再塗装されている車両は塗膜剥がれのリスクがある
  • 車種によって塗装剥がれが出る場合がある。(今までの例ダイハツ・ホンダ車一部・マツダ車一部等)

仕上がりの特性

  • 完全に元通りにはならず、深いヘコミは芯が残る可能性がある
  • ヘコミの位置によっては修理が難しい箇所もある

コストパフォーマンス

  • ヘコミの数が少なければ、塗装修理に比べて圧倒的に安価
  • 20個程度までのヘコミなら、塗装修理の半額以上のコストダウンが可能

それでは、具体的な作業内容を見ていきましょう!


修理の流れ

1. 損傷の確認


ボンネット全体に広がる無数の「えくぼ」。指の爪ほどの小さな凹みから、500円玉以上の大きさのものまで点在しています。

2. 特殊技法「プーリング」と「ハンマリング・ポンチング」を駆使


今回は、塗装をせずにヘコミを表面から引き出す特殊技法を用います。

🔹 プーリング(引っ張り出し)
専用の接着剤をヘコミ部分に塗り、専用ツールで慎重に引き出します。
ヘコミの大きさに応じて接着剤の量や温度、硬化時間を調整する繊細な作業。

🔹 ハンマリング・ポンチング(形状調整)
引き出した部分を専用のハンマーとポンチで微調整し、元の形状に近づけます。
ライトの映り込みを確認しながら丁寧に作業を進めます。


基本的に小さなヘコミから順番に修復し、最後に大きなヘコミを数回に分けてリフティング&ハンマリング。

3. 仕上げ調整


時間をかけて慎重に調整し、ほぼ目立たなく仕上げることができました!


ビフォーアフター

before → after

before

after

目立っていたヘコミがここまで改善!
完全修復には塗装が必要ですが、見た目の印象は大幅に向上!


まとめ|塗装レス板金はこんな方におすすめ

💡 「車両保険を使わずに、できるだけ安く直したい」
💡 「ヘコミの数を少なく、できるだけ自然な仕上がりを希望する」
💡 「短期間で修理を済ませたい」

マースガレージでは、お客様のご要望に合わせた最適な修理方法をご提案いたします。気になる方はぜひご相談ください!


最後に

この度は数あるお店の中からマースガレージをお選びいただき、誠にありがとうございました!
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!


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