本日の作業ブログは、リピーター様のマークXの板金塗装修理をご紹介いたします!
損傷の状態
今回の修理箇所は左側面の大きなヘコミ。
- フロントドアの深く大きなヘコミ
- リアドアの小さなヘコミ
- サイドプロテクターの変形とキズ
特にフロントドアのような大きく複雑なヘコミは、通常なら交換修理が必要となり、高額になりがちです。しかし、マースガレージでは板金修理でコストを抑えつつ、美しく復元することが可能です!
板金作業開始
まずは板金作業からスタート!
① 深いヘコミの修正
まずは塑性変形が大きい箇所を中心に溶着板金で引き出します。 ■ ワッシャー溶接を施しながら、ハンマリングで平面を整えます。 ■ 深いヘコミをある程度修正すると、周囲の弾性変形箇所が元の状態に戻りやすくなります。
② 接着式引き出し作業
緩やかなヘコミは接着剤を使用して引っ張り出します。 ■ 板金作業は全体のバランスを見ながら、少しずつ進めます。 ■ 各箇所の戻り具合を確認しながら、慎重に板金していきます。
③ 均し板金と下地処理
粗出しが完了したら、均し板金を進めて最終調整。
均し作業後、パテ処理前の下処理を施します。
何度かパテを重ねながら、平面を整えていきます。
サイドシルプロテクターは取り外しをして加熱修正後パテを入れました。
塗装工程
① サフェーサー塗布
塗装前の下地処理として、サフェーサーを厚めに塗布。 スプレーパテのような役割を持たせ、細かい歪みを取り除きます。
時間をかけて慎重に研ぎ出し、フラットな状態に仕上げます。
② 本塗装
塗装箇所全体に足付け作業を行い、塗装準備完了!
コストを抑えるため、リアドアハンドルはマスキングで処理。
ドアの塗装範囲はプレスラインの下側までに抑えました。
仕上げにクリア塗装を施し、美しく塗り上げます。
③ 仕上げとポリッシング
塗装完了後、乾燥を経て簡易ポリッシングを実施。
プレスラインでクリア塗装をぼかした部分も、磨き作業でなじませます。
施工完了!ビフォーアフター
before→after
正面からの仕上がり:ヘコミがあったとは思えない綺麗な仕上がり!
斜めからの仕上がり:歪みもなく、完璧な復元!
この度もマースガレージをご利用いただき、誠にありがとうございます!!!
今後とも、愛車のご相談はお気軽にどうぞ♪
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