【動画あり】高張力鋼板の板金作業

久々の作業場ブログです。
最近の車は軽量化やコスト削減で、ボディの鋼板が薄く薄くなってきてます。
薄くして、パネル面を張ることで強度を保つような仕組みに変わってきています。
ただ、薄くなると修復が困難になります。
元の損傷へこみ個所の板金中に、他が歪むと言う状況が出てくるのです。
少しの凹みでも交換修理となるご提案をしがちになってしまうのです。
2.jpg
ただ交換修理はデメリットも多いので今回は板金にチャレンジ!
やはり粗だし中に鉄板の強度が分散され、ポコンポコン状態になり、元より歪範囲が広がる傾向。
特にドアはならし板金もしにくいので、塗膜は極力削らず粗出しします。
ドアパネルの裏にビーム的補強を入れて鉄板の動きを止めるやり方もありますが、それだとパテ入れや焼き付けの段階で再び歪が発生します。
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昨日は作業時間に余裕がありましたので、スマホで動画撮影しました。
板金動画を編集してみました^^
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叩いて絞ったり、熱で絞ったりとやるのですが、慎重に作業しないと薄すぎるために余計に歪が広がる可能性もあります。
板金作業は職人さんによりやり方さまざまですが、ただ最近の高張力鋼板は昔流には行かないことも多い。

斜めから見た映り込みでも、歪感はさほどなくなりました。
写真では非常に分かり辛いため、今回は動画にして見ました。
by 兵庫県加古川市 マースガレージ

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