ミクロン単位の凹凸を気遣う作業。

永らくお預かり中でございました、L175S ムーブの側面板金修理がおおよそ完成です。
002.JPG
前から後ろまでの損傷です。
板金後パテ作業に、かなりの時間をかけて歪抜きしました。
009.JPG
005.JPG
004.JPG
010.JPG
003.JPG
黒色はまるで鏡のような映り込みで、歪にシビアです。サイド斜め30度からの角度で映り込み確認した場合、長さ50センチに対し50マイクロメートルの緩やかな凹みも人間の目は見逃さないのです(汗
ただ、そんなシビアな作業を人力では到底無理(汗
どれだけ頑張ってデリケートに仕上げても、ドアの端から端まで約高低差は+-1〜2ミリぐらいは出ます。特に最近の薄いパネルは元通りの張力に戻すのは非常に難しい作業です、乾燥中やパテの硬化熱によっても凹凸が出ますので。
時間かかりますが板金作業を出来るだけ平均した力と平均した熱で復元し、全体に極緩やかにアールを付ける事により自然な違和感のない状態に復元出来ますー
にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 加古川情報へ
にほんブログ村 車ブログ 車 カスタムへ

↑ ↑ ↑ ポチっと一押しm₍__₎m
マースガレージをよろしく
応援お願いいたします!!

011.JPG
最も難しい損傷だったリヤドア、板金後10回程度パテを施工。大きな面積の凹凸でしたが塗装後の歪もございません。
008.JPG
フロントドアは傷が大きく3回パテで歪なく完了
007.JPG
サイドシルとリヤクォーターパネルはインナーまで大きく損傷しておりましたが、合板が固い部分なので歪取りは気をさほど遣いませんでしたが、歪は全く残ってません。固い合板とアールが多く付いている部分の損傷は比較的技術力は要らない作業です。
012.JPG
フェンダーバンパーも結構パテ作業で歪を抜きました。
006.JPG
リヤバンパーは割れて大きく凹んでましたが、意外とバンパーは歪を気にしなくても自然な形に戻ります^^
001.JPG
さすがにリアドアは交換提案した方が良いかもと思いましたが、良い仕上がりに完成しました☆
ありがとうございます!!!
JUGEMテーマ:修理・カスタマイズ
by 兵庫県加古川市 マースガレージ

コメント

タイトルとURLをコピーしました