塗装劣化は元々のオリジナル塗膜にも要因があるのかも。ボンネット、ルーフ塗装修理☆アクセラ

クシャミが、、、止まらない~🤧どうにも止まらない~♪🤧と言うぐらいの花粉の猛威にやられてます。。。

さて本日の作業場は、お得意様アクセラスポーツのボディ劣化塗装修理が完了しました!

今回ご依頼いただいた作業内容は、劣化が進んだルーフパネルと劣化が見受けられ始めるフードパネルのリペイント。

足付けを開始した写真になりますが、ルーフはこの様にクリヤー層の白濁が顕著に出てきてしまってます。

この現象は紫外線や温度変化による、塗装成分に含まれるウレタン樹脂のクラッキングが原因です。

元々ある程度柔軟性がある塗膜が長年のダメージで限界がきているため、きれいに修復しようと思えば劣化している塗膜をしっかり取り去って、新たな下地を構築する必要がございます。

今回は目立つ白濁個所以外の劣化は、何とか破損せず持ちこたえていると判断し、この白い部分のみをサンディングしてまいります。

本来は旧塗膜を溶かして一旦剝いだ後下地を全面にやり直すのが理想的ですが、めちゃくちゃ大変な作業になるため料金も高額になります。

今回は劣化した塗装を除去し、その部分の下地をサフェーサーで作り上げます。

今回のように塗装劣化の修理は判断がとても難しく、甘い判断で塗装に移行した場合、塗装後に「チジミ」(塗膜がしわしわになる)や「ブリスター」(塗装の下からプクプク膨れ上がる)と言ったような、結果再作業を強いられさらに大変な作業になる場合があります。

なのでその点は劣化状況によってはキズヘコミの修理なんかよりも高くつく場合もございますし、作業内容によっては塗装仕上がり後のリスクもしっかりご納得いただく必要がございます。(もちろん今回もしっかりご説明させていただいてからの作業開始とさせていただいております。)

ボンネットは1000番のペーパーでクリヤー面をなるべく薄くフラットにしてから1500番で研ぎます。

通常の足付けではなく、しっかり研いで劣化が見受けられないかを確認しながら下地を作り上げてまいります。

さて、マスキングも終わり、これから塗装へ移ります。

緊張の作業が始まります。

はい!一度塗り上げまして、クリヤーの指触乾燥を経てから、再びクリヤーを2回半塗布いたしました。

塗りあがり後すぐ出る「チジミ」が無いかを確認しながら進めます。

いやぁ。かなり疲れました。気を張った作業が続きますが、デリケートな黒なので塗装しては乾燥させてブースに籠り3時間ほど格闘いたしました。

さて、無事塗装が完了した後は、ブツ取&肌調整。

耐水ペーパー800番から3000番まで順追って均し、粗目コンパウンドで面をカットしてまいります。

中目→細目と面を整えてまいります。

最終は、極細→超微粒子とランダムアクションポリッシュ仕上げ磨きへまいります。

綺麗にボデーがリフレッシュされました☆

綺麗に仕上がりました☆

ボンネットとルーフがピカピカになると、車が甦った感がすごく出ますね♪

黒い車は特に紫外線ダメージを受けやすい状況にあります。トヨタや日産など主に濃色車に使用されている「耐スリ」と言われる高機能塗装がなされているお車は劣化しにくいですが、残念ながらマツダ車はこの年代、高機能塗装されている車はございません。

塗装劣化は、保管状況とも言われますが、元々塗装劣化しやすい車としにくい車があり、それは製造ラインの塗料の品質による事も原因の一つなんですね。

この度もありがとうございました!!!!今後とも御贔屓くださいませ!(^^)!

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#アクセラ板金塗装 #劣化塗装修理

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