自家塗装跡の修理は過酷でした☆ハイエース

本日の作業場は、ハイエース自家塗装修理のご紹介です!

 

先に言っておきましょう。缶スプレーでのDIY塗装は絶対失敗しますのでやめておいた方が良いです。そしてその失敗を直す修理の方がすごく高い費用になります。

 

今回のご依頼は、左側面の自家塗装された箇所の手直しでございます。

 

スライドドアからリアクォーター、リアバンパーまでのプレスライン辺りから下側をスプレー塗装されていました。

 

自家塗装の補修作業工程は場合によって天と地の差がありますが、今回は限りなく地に近いパターンに陥ることになります(+o+)

ご予算とお見積りのため、どの様に施工されたのか詳しく伺ってできるだけ最善な作業工程を模索しますが、実際作業に入ってみなければ予想がつかないことが多い非常に難易度が高いご依頼です💦

 

まずは塗料を剥離することから開始。通常はシンナーで溶かしながら除去して行く形になります。

が、今回の状態は相当分厚く塗り重ねておられるようで、シンナー除去では間に合いそうにはありません。

 

逆に除去に時間がかかる様ならば、一気に塗装全てを溶かし地をむき出しにして全体を塗装しなおす方法もあります。この方法は塗装ハゲ修理でも提案する方法で、パネル全体を塗装し直さないとなりませんし、自家塗装だけでなく元のオリジナル塗膜も溶かすことになります。状況によって各パーツを分解したり脱着したりとなる事を想定しての工程ですから、費用がとんでもなくかかります。

 

思案した結果今回は、地道に手作業ではがしていくと言う方法です。

 

 

しかし、長い道のりの始まりです。

上の写真の塗られている層、分かりますでしょうか。。塗膜分厚いところでは1ミリ近くもあります。しかも缶スプレーのクリヤー膜で、です。。。💦

サンディングすることも考えましたが、これだけムラと段のある自家塗装膜を削り落とすとなると、多分、もっと時間がかかる事が予想されると同時に奇麗な面形成ができなくなる恐れがあります。

熱を当てて、地道にはがしていくのが一番の近道だと思います。

もはや、塗装をはがしているような感じではないですね^^;劣化してこびりついたステッカーをはがしていくような感じになっています。

 

スルッと剥ける個所もあれば、全然捲れない箇所もあり一喜一憂です( ノД`)

とくに難儀なのは、インナー部のこの塗装。。。足付けはもちろん行われてないだろうと思われ、はがれる個所と、こびりついた個所が出て本当に大変な作業です💦

 

熱を当てながらはがす作業は地獄です。腰痛との戦いもさることながら長期戦の作業となることに覚悟を決めます(>_<)

 

◆数日後◆

 

塗装はがしは簡単には終わらなそうなので、他の作業と並行作業しながら進めて行きまして、ようやく全除去完了。そして元のキズヘコミや塗膜に影響が出た箇所をパテで修正しました。

いやーかなり大変な作業でした~

当初、プレスラインより下側で処理したかったのですが、スプレーが分厚くかかりすぎていたため、大きな面積で塗装して行きたいと思います。

上側のプレスラインまで塗装範囲を広げます。

もし、自家塗装せずそのまま修理に持ち込まれていれば、こんなに大きな修理にはならなかったでしょう。。。

 

はい、無事綺麗に塗上がりました☆

乾燥後も数日おいて仕上げますが、塗装後の不具合が出ていないかなど慎重に確認しながら進めます。

 

と言う訳で無事綺麗に元通りですが、、、普通にキズヘコミを直す3倍近くの料金がかかってしまいました。。。

 

もしどうしてもスプレーで自家塗装をチャレンジしてみたい!と実行された場合、無理だと思った時点ですぐ中止しましょう。(クリヤでスプレーしていなければ、シンナーで除去できる場合があります)

 

過去にも自家塗装修理は何度もやってまいりましたが、今回は最も過酷な作業でした。

ホームセンターやカー用品店で売られているスプレーでは、絶対に綺麗に直すことは出来ません!自家塗装してしまってからでは遅いです。その前に、地域で最もお安い修理提案に自信があるマースガレージへご相談くださいませ(^^)/

 

この度は数あるお店からマースガレージをお選びいただきましてありがとうございます!!!今後ともお車の事は是非お気軽にご相談くださいませ(*^_^*)

 

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#ハイエース板金塗装

 

 

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