CX-8の左リア小キズ板金塗装!46Vソウルレッドを小範囲修理でコストダウン

本日の作業場ブログは、マツダ CX-8の左リアまわりの小キズ・板金塗装修理をご紹介いたします!

 

今回の主な修理箇所は、リアバンパー、バックドアガーニッシュ、そしてリアフェンダー。

一つひとつのキズ自体はそれほど大きくありませんが、今回のお車はマツダの46V・ソウルレッド系カラー。

このカラーは小範囲での色合わせが難しく、キズが小さいからといって、必ずしも簡単な修理になるわけではありません。

今回は「できるだけ費用を抑えながら、仕上がりもそこそこしっかり」というご希望。

そこで、交換するところ、再利用するところ、そして塗装範囲を抑えるところをそれぞれ見極めながら修理していきます。

■

リアバンパーは新品交換!各パーツの移植がひと仕事

まずメインとなるのがリアバンパーのキズと凹み。

こちらはバンパーのカラード部分ではなく、樹脂素材そのものまでエグれてしまっています。

このように素材部分まで深く損傷した樹脂部分は、元の質感を完全に復元するのが難しいため、今回はバンパー本体を新品交換することにしました。

さらにリフレクターレンズも破損しているため、こちらも交換します。

ということで、まずはバンパーを取り外します。

……ここからが、意外と大変な作業です。

新品バンパーに交換するだけなら簡単そうに思えますが、実際には元のバンパーに装着されている各種パーツを、できるだけ新しいバンパーへ移植していかなければなりません。

CX-8はアンダーパーツ類がリベットで固定されていたり、各種センサーや配線類もクッションテープや両面テープなどで取り付けられています。

それぞれ取り外して、残ったテープ類などをきれいにクリーニングし、新品バンパーへ再装着。

一般的なバンパー交換に比べると、なかなか手間のかかる作業です。

各パーツを一つひとつ移植し、無事にバンパー装着完了!

ここからボディ側のキズ修理へ移ります。

小さなキズも、46Vソウルレッドでは塗装が難しい

続いてバックドアガーニッシュ。

こちらには小さなエグレキズがあります。

この部分は交換ではなく、塗装修理で対応可能と判断しました。

そしてもう一箇所が、リアフェンダーのドアエッジ部分。

こちらもキズ自体は小さいものの、結構深く入っています。

今回は部分塗装で修復していきます。

今回のような小さなキズの場合、できるだけ塗装範囲を小さくすることで費用を抑えることができます。

ただし、塗装範囲を小さくすればするほど、実は色合わせやボカシの難易度が上がる場合もあります。

特に今回の46V・ソウルレッド系カラーは、単純に同じ色を塗ればOKというカラーではありません。

そのため、キズの大きさだけではなく、パネル形状や隣接パネルとの位置関係などを考慮して、どこまで塗装するかを決めていきます。

まずはバックドアガーニッシュ、リアフェンダーともにキズ周辺の下地処理。

必要な部分にパテを施工します。

パテを研ぎ均して面を整えていくと……

ご覧のように、ほとんどパテは残りません。

凹凸の中心部分に必要最小限のパテが入っている状態です。

ここからサフェーサーを塗布。

さらに研ぎ均し、塗装前の下地をしっかり整えていきます。

マスキングを施して、いよいよ塗装へ✦

46Vソウルレッドを色味確認しながら塗装

今回のリアフェンダーは、隣接するリアドアとの色味を確認しながら塗装を進めます。

カラークリアを重ねながら、その都度色味を確認。

色味がしっかり整ったところでクリアーを塗布し、最後はグラデーション状にボカして仕上げていきます。

そして最終確認。

色味もバッチシOK牧場🐮

しっかり乾燥させた後は、塗装面の仕上げ工程へ。

まずは塗装面にできた微細なブツなどを取り除き、塗膜の肌を調整していきます。

このように、塗装した部分からクリアーのボカシ部分まで、細かなサンドペーパーで研ぎ均していきます。

そして最後はコンパウンドによるバフがけ。

粗めから順番に細かくしていき、最終的には微細なレベルまで磨き上げます✦

こうして補修部分を周囲の塗装面へ自然に馴染ませていきます。

エンブレムは再利用!できるところはコストを抑えて

最後にエンブレム。

通常なら新品へ交換するところですが、今回は状態を確認したうえで既存のエンブレムを再利用することにしました。

こうした部品を再利用できれば、その分交換部品代を抑えることができます。

今回の修理では、

  • バンパーは新品交換
  • 破損したリフレクターは交換
  • エンブレムは再利用
  • 小さなキズはできるだけ小範囲で塗装
  • 46Vの色味を確認しながらカラークリアを調整

というように、必要なところにはしっかり手を掛けつつ、抑えられるところは抑えて仕上げました。

一見すると「小さなキズ」の修理ですが、46Vのソウルレッドという難しいカラーリングということもあり、実際には色合わせからボカシ、塗装肌の調整まで、かなり神経を使う作業となりました。

それでも、できるだけ小さな範囲で修理することで、お財布に優しく、なおかつクオリティもしっかり。

無事、きれいに完成です✦

ちなみに今回の修理は、他店様のお見積りと比べて半値以下、ディーラー様のお見積りでは約1/3ほどのご予算。修理方法を工夫することで、費用を抑えながらも、仕上がりはしっかりきれいに完成しました^^

この度はご依頼いただきありがとうございました!!

今後ともよろしくお願いいたします^^


※現在、作業場が大変混み合っており、お見積もり後すぐのご入庫はできない状況が続いております。(予約後数カ月お待ちいただいての施工となります。)修理・施工をご希望の方は、ご予約をいただいた順にご案内しておりますので、あらかじめご了承のほどお願いいたします。

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