本日の作業場ブログは、
インプレッサの側面鈑金塗装および雹被害による凹み修理のご紹介です。
① 交換ではなく「鈑金で直す」と判断した理由
今回の修理メインは、
左フロントドアからサイドシルにかけての非常に大きな凹み損傷。
このレベルの凹みになると、一般的には
「ドア交換+塗装」が前提となるケースですが、
今回は 交換せず、鈑金での完全修復をご提案しました。
理由は明確で、
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凹みの入り方
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プレスラインの潰れ方
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パネル全体の張力バランス
これらを総合的に判断し、
歪みを残さず復元できる損傷形状だと確信できたためです。
凹みによるリアドアへの干渉傷、
フロントフェンダーの擦り傷、
リアフェンダーからリアバンパーにかけての擦り傷も併せて修理していきます。
② 左フロントドア&サイドシルの大凹み鈑金工程
まずはメインとなる フロントドアの鈑金作業から開始。
ドア下部プレスラインを起点に、
大きめの接着タブを線状に配置し、
最初は大まかに引き出していきます。
凹みの戻りを確認しながら、
徐々にタブ間隔を詰め、
より集中した力で引き出しを継続。
プレスラインが戻ってきた段階で、
ハンマリングを併用しながら面を整えていきます。
続いては溶着鈑金へ。
プレスラインに沿ってワッシャーを溶着し、
スティックを通して強い力で引き出しながら、
上部の塑性変形部を一箇所ずつ修正。
下側の凹みも同様に溶着で引き出し、
パネル全体の張力バランスを均一に戻すことを最優先で進めます。
サイドシルも同様に、
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接着鈑金で粗出し
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折れ曲がった上部を溶着で線引き
-
微細な溶着調整で元形状へ復元
と、時間をかけて丁寧に仕上げていきました。
結果、
ほぼ絞り作業なしでパネル全体の緊張が抜けた理想的な状態へ。
③ 仕上げ工程|左側面を大きな範囲で塗装
鈑金完了後はパテ作業へ。
フロントドア・サイドシルともに、
最小限のパテ厚で平坦を作り込みます。
続いて、
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フロントフェンダー
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リアフェンダー
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リアバンパー
の擦り傷もサンディング → サフェーサーで面出し。
塗装工程では、
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サイドシルはチッピング塗装 → カラーベース → クリア
-
左側面は結果的に 側面一体塗装
となりました。
乾燥後は塗膜肌調整。
800番 → 4000番まで丁寧に研ぎ均し、
コンパウンド(粗目→極細→超微粒子)で
時間をかけて鏡面仕上げへ。
④ ボンネット雹害修理も交換せず鈑金で対応
最後は 雹被害によるボンネット修理。
マーキングすると、
大小あわせて 30〜40箇所の凹みを確認。
接着プーリングとポンチングを繰り返し、
箇所によっては塗装割れ覚悟で
しっかり引き上げていきます。
結果、パテが必要だったのは6箇所のみ。
いずれも極薄で、平坦性は十分確保できました。
サフェーサー後、足付けを丁寧に行い塗装。
側面同様に塗膜肌調整と磨きを施し完成です。
仕上がりとビフォーアフター
側面・ボンネットともに、
凹みの痕跡は一切分からない仕上がりとなりました。
今回は通常であれば
「交換一択」と言われてもおかしくない損傷でしたが、
損傷形状を見極め、
鈑金でいけると判断できたからこそのご提案です。
結果として、
費用を抑えつつ、見た目・精度ともに妥協のない仕上がりに。
お客様にも大変ご満足いただけました。
◆側面のビフォーアフター
この度は、数ある修理工場の中から
マースガレージをお選びいただき誠にありがとうございました!
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