本日の作業場ブログは、リピーター様ハイエースの左後方側面ヘコミ板金修理のご紹介です。
昨年の夏に新車コーティングでご利用いただいたお車ですが、今回は不運にもリアサイドをぶつけてしまったとのことでご入庫となりました。
作業場の混雑により少しお待ちいただいての対応となりましたが、この度もご依頼いただきありがとうございます。
損傷箇所は左リアサイドパネルからスライドドア後方にかけて。
かなり深く折れ曲がるようなヘコミで、通常であればカット交換も検討されるレベルのダメージです。
今回は実費修理ということもあり、できる限りコストを抑えつつ、最大限きれいに仕上げる板金修理で対応していきます。
接着剤プーリングと溶接を駆使した荒出し工程
まずは大きく潰れてしまった箇所の引き出し作業からスタート。
接着剤プーリングにて、大型タブを使用し広範囲を一気に引き上げていきます。
強い力をかけつつ、鉄板の戻りを見ながら慎重に作業を進めます。
ある程度形が戻った段階で、縁の折れ込み部分は溶接による引き出しへ移行。
強固に歪んだ箇所はこの工程が重要になります。
並行してスライドドア側の細かなヘコミも同様に修正。
一段階目の粗出しが完了。
ここからサンディングを入れながら、さらに精度を上げる板金工程へと進みます。
プレスライン再生と精密板金で形状を追い込む
潰れてしまったプレスラインは、この修理の中でも特に重要なポイント。
ラインをしっかりと“線で出す”ことで、パネル全体の張力バランスが整い、その後の微細な板金精度が大きく変わってきます。
同時に縁側の直線ヘコミも丁寧に引き出し、歪みを一つずつ除去していきます。
この後細かな微細板金を経てひとまず板金工程が完了し、ここからパテ作業へ。
パテは合計5回の盛り・研ぎを繰り返し、形状を細かく整えていきます。
特にハイエース特有のうっすらとしたプレスラインや逆アール形状は、違和感が出やすいため時間をかけて調整。
サフェーサーはハイソリッドタイプ(スプレーパテ仕様)で塗布。
乾燥後の研ぎで最終的な面精度をしっかり作り込みます。
小範囲塗装とコーティングで自然な仕上がりへ
下地が整ったところで塗装工程へ。
まずはスライドドア内側(インナー部)の補修塗装から進めていきます。
見えにくい部分ですが、ひび割れやダメージをしっかり処理しておくことが重要です。
続いて外板の本塗装。
今回はプレスラインで区切った小範囲塗装にて、3コートパールを違和感なくぼかしていきます。
小範囲ながらも、色味・質感ともに自然な仕上がりとなりました。
塗装乾燥後は塗膜の肌調整を行い、最終仕上げへ。
最後に、施工済みだったガラスコーティングを補修再施工し完成です。
交換せずにここまで戻す——コストと仕上がりのバランスを追求した一台
今回のハイエースは、交換レベルの損傷を板金で復元し、費用を抑えながらも自然な仕上がりを目指した施工となりました。
プレスラインの再形成や、小範囲での3コートパール塗装により、違和感のない状態まで仕上げています。
ビフォーアフター
現在、作業は数ヶ月お待ちいただく状況となっておりますが、内容に応じてできる限り柔軟に対応しております。
板金修理をご検討の方は、お気軽にご相談ください。
この度はご依頼いただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
修理・施工をご希望の方は、ご予約をいただいた順にご案内しておりますので、あらかじめご了承のほどお願いいたします。
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