本日の作業場ブログは、
ムーブのバックドアとリアバンパーにできた大きなヘコミの板金修正をご紹介いたします。
今回のご依頼は実費修理となるため、
「できるだけ費用を抑えて板金で直したい」というご相談です。
損傷は、ドアノブ付近から下方向へ、バックドア全体の約1/4ほどに及ぶ弾性変形を伴う大きなヘコミ。
バンパーとバックドア下部の縁付近を起点に、強く接触された様子が伺えます。
バックドアとリアバンパーの損傷状態を確認
まずはバックドアから確認します。
ドア下側を横に走るプレスラインと縁の折り返し部分が大きく潰れており、
ここをしっかり板金で戻せば、周囲に広がるヘコミもかなり縮まると判断しました。
続いてリアバンパー。
樹脂バンパーは素材の特性上、へこんでもある程度は元に戻る性質があります。
それでもここまで変形しているということは、
かなり強い力が加わっていたことが分かります。
バックドアの板金修正(接着板金が中心)
作業はまず、バックドアの板金から開始です。
縁の折り返し部分を叩き出し、ある程度形を戻したところで、
プレスラインを中心に接着板金で引き出していきます。
まずはプレスラインに沿ってタブを接着し、
線で引き出すイメージで修正。
その後、徐々にタブのサイズを小さくしながら、
ラインを真っ直ぐに整える意識で引き出していきました。
この工程を進めることで、
プレスラインの復元と同時に弾性変形も自然と戻っていきます。
引っ張って、叩いて、また引っ張って。
この繰り返しで、ドア全体の面が徐々に整ってきました。
(接着板金前 → 接着板金後 ビフォーアフター)
リアバンパーの加熱変形修正と内部確認
続いて、リアバンパーを取り外し、
バンパーの加熱変形修正へ移行します。
バンパーを外してみると、
ボディ内側にも大きなヘコミが確認できました。
バンパーは元に戻る性質があるため、
外して初めて接触時の衝撃の大きさが分かるケースも少なくありません。
この部分は、バンパー装着後は見えなくなる箇所のため、
今回は簡易板金で対応することにしました。
取り外したバンパーは、
熱を加えながら変形を少しずつ修正していきます。
仕上げ板金〜塗装工程へ
ここからは、パテ作業へ進むための最終板金調整です。
バックドアはサンディング後、
接着板金では出し切れなかった歪みを、
溶接でパネルに負荷をかけすぎないよう整えていきます。
その後パテを盛り、
面の平坦をしっかり作り込んでいきます。
サフェーサーを塗布し、さらに細かく面を均し、
塗装前下地が完成。
マスキングを施工し、いよいよ塗装工程へ。
バックドアは全体塗装、
リアバンパーは部分塗装で仕上げます。
塗装後はしっかり乾燥させ、
ぼかし際を磨いて自然になじませます。
エンブレムは修理費用を抑えるため再利用。
両面テープを貼り直して取り付けました。
きれいに仕上がりました☆
(ビフォーアフター①)
(ビフォーアフター②)
「安く、綺麗に」の最適解を一緒に
交換前提になりがちな大きなヘコミでも、
損傷の状態を見極めれば、板金修正で費用を抑える選択肢が取れるケースは少なくありません。
「実費だからできるだけ安く直したい」
「どこまで板金で対応できるのか知りたい」
そんな時こそ、まずはお気軽にご相談ください。
クルマの状態とご予算に合わせた、無理のない修理方法をご提案いたします。
今回はご依頼、ありがとうございました。
修理・施工をご希望の方は、ご予約をいただいた順にご案内しておりますので、あらかじめご了承のほどお願いいたします。
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