今日の作業場は、お得意様 プリウスのリアガーニッシュスムージング作業のご紹介です。
今回は部品を新品でご用意しまして、エンブレム類が付いているホールを塞ぐ作業です。
少し見え辛いですが左右にある穴を埋めて再塗装いたします。
近くで見るとそれぞれこのような穴。
まずは下処理から開始です。
ホール周辺をしっかりサンディングし塗膜を除去いたします。
裏面もこの様にワイヤーブラシやペーパーにて足付けいたします。
鉄板のスムージングと違ってウレタン樹脂は気温で膨張伸縮するので仕上がり後の跡が残りやすいと言う懸念があります。
今回はボンドで穴埋めいたしますが、ウレタン樹脂に近い分子密度を構成させるタイプで穴埋めです。(通常のボンドより少しお高いのですが)
この様に裏表をサンドウィッチするように注入し、圧をしばらくかけてボンド内に気泡が残らないように慎重に施工いたします。
ボンドの効果種類も色々あるのですが、通常より遅く硬化するタイプでゆっくりと時間をかけて完全硬化させます。
4日後、乾燥機を使用せず自然乾燥で完全硬化させました。
その後削り込みます。少しオリジナル面より低く削る(手作業です)
続いてはパテ作業ですが、盛り付けしてこちらも乾燥機使わず丸一日自然乾燥です。
完全にパテが痩せない状態になってから研ぎ始めました。
サフェーサー塗布後も丸一日置いてから研ぎました。
何にしても、温度変化がないように進めます。
塗装は通常通り完了いたします。
さて塗装後も強制乾燥(焼き付け)は慎重に行います。塗装後丸二日かけて乾燥と肌調整し、スムージング箇所は機械を使わ手作業のコンパウンド掛けで熱をかけないよう慎重に処理いたしました。
完成いたしました!
これだけ慎重にやってもこの様にほんの少し型が残りますが、蛍光灯などの下で角度をつけて確認しないと分からないぐらいです。
そして、塗装面も完全硬化しているためこれ以上は塗面が痩せることはないと思います。
この度もありがとうございました!!!!いつもご贔屓有難うございます(*^_^*)
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