ここ最近くしゃみが止まらない毎日です(+o+);
花粉が大量発生し始めたようです。いやぁ春ですなぁ🌸
さて今日の作業場は、リピーター様のアコードの塗装修理の途中経過です。
年数劣化によるボディの塗装の傷みを修復依頼です。
こちらは最も酷いルーフパネルの写真ですが、ボンネットとトランクの劣化。
劣化したボデーの修復にはいくらかのやり方がありまして、①ボディの塗膜を溶かして全除去してからの塗装。②サンディングによる劣化した個所を中心に下地を再形成する方法。③表面の粗れを均しそのまま再塗装する方法。
①はガラスや各パーツ類全ての脱着が必要となりかなり大掛かりな作業となります。もちろん費用も高くなります。②は目に見えた劣化の部分だけをできる範囲で削り込み下地を再構築する作業なので、目に見えない劣化の上から下地を塗布した個所の小さな不具合が出る可能性があります。③は劣化したクリアー層を下地なしで塗装するため、ハゲの酷い箇所は跡が残りやすいです。(ホワイトのソリッドなどは可能な場合あり)
今回はかなり酷い劣化のため、上の様なご提案させていただきました結果、ルーフは全面②、ボンネットとトランクは②もしくは③の併用で進めていく内容をお選びいただきました。
上の写真のように、かなり目に付きにくい白い斑点がたくさんある個所はクリヤー層とカラーベース層に隙間(気泡)が発生し、完全除去し下地を作り直さなければ塗装後不具合が出やすくなります。
さて、一番ひどかったルーフは劣化した塗膜はサンデングしこのように下地前まで完了。
今回一番大変だったのはこのボンネット。劣化が進んでいないけどもクリアーのあちらこちらに気泡があり、除去して下地し直さないと駄目そうな部分が広がってました。
完全に劣化していないため、まだ塗膜が固いんですよね💦ですので完全に劣化している個所に比べ、サンディングにとても時間がかかります。
トランクは部分的に劣化している個所を下地していきます。
さてサフェーサー塗布まで完了です。
本日はここまで、チジミ(旧塗膜が化学反応でしわになるトラブル)がないことを祈って明日から下地を均していきましょう!
ブログ村ランキングに参加してます!
ポチっと押してくださって応援よろしくお願いします(*^-^*)
コメント