本日の作業場ブログは、
お得意様エクストレイルの“ひょう害修理” のご紹介です!
今回は「なるべく費用を抑えつつ、見た目をしっかり改善したい」
そのため 塗装は最小限に、接着剤引き出し修理(プーリング作業)を主体 に進めてまいります。
◆ まずは被害状況のチェック──大きめの凹みが多数
車全体、特に ルーフ・ボンネット に大きな凹みが集中。
ドアやピラーにも点在しており、全体では 150カ所ほど のへこみが確認できました。
数字だけ見れば少ないほうですが、問題は 1つ1つのサイズが非常に大きい こと。
写真でも分かる通り、雹というより“物が落ちてきたようなサイズ感”で、拳ほどの凹みも存在します。
◆ 貼り付け→引き出し→叩き整形──繊細で時間のかかる工程
専用接着剤を使い、凹み部分にタブを貼り付け、引き出しながら形を整えていきます。
この作業は、凹みの形状や素材の応力、さらには気温・湿度といった環境条件によっても仕上がりが大きく左右されます。
そのため、状況に応じてパネルを温めたり冷やしたり、粘度や特性の異なる接着剤を使い分ける必要があります。
つまり、通常の板金よりもはるかに難易度が高い、非常に繊細な工程 となります。
まずはボンネットから取り掛かり、丸2日かけてようやく大きく目立っていた部分をほぼ解消。
完成度で言えば85%ぐらいまでは比較的早いのですが、それ以上の仕上げは一気に時間がかかります。
続いてルーフへ。
▼作業の流れ▼
修理例の写真のように、
タブ接着 → 引き出し → 高い部分をハンマリング → 再度引き出し
これを繰り返し、1つの大きな凹みでも 20回以上 手を入れることもあります。
ルーフもほぼきれいな状態まで復旧できました。
(大きな凹み箇所にはごくわずかに歪みが残るレベルです)
◆ 最後に小範囲塗装──割れた塗膜だけ補修して仕上げ
ボンネットには塗膜が割れている箇所があったため、ここだけは部分塗装で対応。
鈑金は完了しているため、サフェーサー後に小範囲で塗装していきます。
ということで全体がきれいに復旧し、
大きく凸凹していたボディが、ほぼ分からないレベルに改善!
ビフォーアフターはこちら↓
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