本日の作業場ブログは、リピーター様のセレナ板金修理・第二弾のご紹介です。
作業場の混雑もあり、前編・後編と分けてご入庫いただき、計画的に作業を進めさせていただきました。前編では前後バンパーのリペアが完了しております。
前編はこちら
今回の修理対象は以下の4箇所。
・右フロントドア(キズ)
・右リアドア(キズ)
・右サイドシル(ヘコミキズ)
・左リアドア(キズ)
複数パネルにまたがる修理となるため、効率と仕上がり精度のバランスを取りながら進めていきます。
サイドシルのヘコミを的確に引き出す板金工程
まずは今回のメインとなるサイドシルのヘコミ修理から着手。
ミミ折れ部分を叩き出し、変形の起点をしっかり戻していきます。
続いて線状のヘコミに沿ってサンディングし、歪みの範囲を明確化。
ワッシャーを溶接し、引き出し作業へ。
サイドシルは下側にも歪みがあるため、車両をジャッキアップし下方向へ力をかけられるようセッティングして作業を進めます。
大きな歪みの粗出しが完了後、周囲の細かな歪みを一つずつ修正。
最終の均し板金まで仕上げ、パネル形状を整えます。
その後パテ作業に移行し、面出しを丁寧に行っていきます。
キズ補修と下地処理、塗装準備まで一気に整える
その他のドアキズについてはヘコミがないため、サンディングで下地処理を実施。
サフェーサーはハイソリッド(スプレーパテ仕様)で塗布し、面精度を整えていきます。
サフェーサー乾燥後は研ぎ込みを行い、塗装範囲の足付け・マスキングまで完了。
複数パネルの同時施工となるため、それぞれの塗装範囲とぼかし位置を事前にしっかり見極めておくことが重要になります。
小範囲塗装とぼかし技術で自然な仕上がりへ
いよいよ塗装工程へ。
今回は実費修理のため、コストと仕上がりのバランスを重視し、可能な箇所はプレスラインを利用した小範囲塗装で対応。
・左リアドア/右サイドシル → 比較的大きめの面積で塗装
・右フロントドア/右リアドア → プレスラインで区切った小範囲塗装
メタリックカラーは小範囲塗装でムラが出やすい難しい色ですが、ぼかし技術を用いて違和感なく仕上げています。
塗装完了後は乾燥を経て、最終仕上げ工程へ。
ぼかし部分の処理と塗膜肌調整を行い、塗装面を整えていきます。
サンドペーパーで塗膜を均し、コンパウンドによるバフ仕上げで滑らかさと艶を引き出し、純正に近い質感へと仕上げます。
6箇所ダメージを段階的に修復——無理なく綺麗に仕上げる板金プラン
今回のセレナは、複数箇所にわたるダメージを、作業場の混雑もあり前後編に分けて効率よく修理し、それぞれの状態に応じた最適な施工方法で仕上げさせていただきました。
特にサイドシルのヘコミは、位置的にも歪みが残りやすい箇所ですが、引き出し方向や力のかけ方を調整しながら、違和感のないラインまで復元しています。
また、小範囲塗装とぼかし技術を組み合わせることで、コストを抑えつつも自然な仕上がりを実現しました。
複数箇所の修理や「どこまで直すか」でお悩みのケースでも、状況に応じて最適なプランをご提案いたします。
この度はご依頼いただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
修理・施工をご希望の方は、ご予約をいただいた順にご案内しておりますので、あらかじめご了承のほどお願いいたします。
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