本日の作業場ブログは昨日の続きです。
さて、亀裂したサイドステップの修正から開始です。
↑板金前の写真ですが、DIYで亀裂に詰め込まれた粘土の様な物が原因か分かりませんが、スタッド溶着は接着しないし電流を上げると破れるという感じで難儀します。
この、粘土の様な詰め物もそうですが、自家塗装剥離、亀裂、粘土と、見積もり時に確認できない箇所が後々見つかり、今回の作業はかなり過酷な時間を費やしました(>_<)
まず、この粘土っぽい物を取り除けるだけ取り除きます。
アウターサイドシルの耳にあたる個所を線で引っ張り出し、少し大きく引き出してからハンマリングで角を作って、、
再び叩き入れながら、外側の輪郭を整えます。
亀裂したサイドシルインナーは粘土が取れきれてないのかどうしても溶着できず破れが拡大する為、亀裂したインナー側は出来る限りで板金を終えました。
そして、何とか距離を取った位置からスポットで繋ぎ合わせ、残りの隙間はアルミパテで埋めてまいりました。
これで何とか粗出し板金は完了です。
時間はかかりましたが無事カタは付きました。
ここからは、均し板金と絞りを完了し、パテ前下地を整えます。
まずは、時間がかかりそうなサイドステップクォーターパネルのパテ作業を進めます。
このパテ作業からが、最も時間を要する作業です。
サイドステップ、クォーターパネルのパテの面出しがある程度終わってからドアのパテ作業へ移行。
サフェーサー塗布まで完了しました~!
ヘコミの酷かった付近はかなりハイソリッド(厚塗り)にサフェーサーを塗布したためスプレーパテ仕様で仕上げました。これからさらに面出しいたします。
斜めから確認。プレスラインがぼやけているため、こちらもさらに面出しして行きましょう。
インナー部は跡形もないプレス状態でしたが、見事復活させました!
はい~、パテ作業同様に、サフェーサー均しも相当時間がかかりましたが、満足いく状態まで仕上がりました☆
ここからは塗装作業へまいります!
まずはインナー塗装。ドアの内側をまず塗装します。
乾燥後ドア、クォーターパネル、サイドシルを塗装☆
奇麗に塗上がりました☆
今回は実費修理&出来るだけお安くとのご提案なので塗膜肌調整はパネル上部にとどめます。
塗装個所の上側を800番手のペーパーで塗膜肌調整。
続いてはコンパウンド掛けを進めてまいります。
粗目→極細→超微粒子で仕上げます☆
はい!!と言う事で綺麗にそしてなんといってもお安く完成です☆
◆仕上がり①
◆仕上がり②
◆仕上がり③
今回は取替レベルの修理を全て板金で修復いたしました!!取替修理の1/3以下の料金で綺麗に元通りです!!
この度は数あるお店よりマースガレージをお選びいただきましてありがとうございます!!!今後ともご贔屓に!(^^)!
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