本日の作業場ブログはCX-５のドア板金塗装のご紹介です。
今回は左リアドアの手のひらサイズのヘコミと、延長線上のスリキズです。
ドアの下側の出っ張り部分を中心にヘコミがあります。
そのヘコミの上側に連なって深い傷が40㎝程広がります。
今回はほぼ新車の板金ですので特に気を使って慎重に進めて行くことにいたしましょう。
まずは、ドアのガーニッシュを外します。ガーニッシュは今回新品に取り替えます。
上下にプレスラインがありますが、どちらにもヘコミがありますが特にガーニッシュが収まる方のプレスライン上が大きくゆがんでいる様子ですね。
まずはこのヘコミを板金してまいります。
まず比較的簡単に出そうな上側のプレスラインから点付で溶接し引っ張って行きます。
下側のプレスラインは後ほど整えるとしてヘコミ中心部を溶着し周りをハンマリングして高さを調整していきます。
ヘコミ中心部を叩き出すと、少し下側のプレスラインが上がってきました。
下側のプレスラインのヘコミの中心を整えていきます。
ほぼ板金作業が完了です。ここからはパテで整形してまいります。
そして、パテを施工し面を整えていきます。
面出しがほぼ整いました。
それでは、ここからはサフェーサーを塗布し塗装前下地を整えてまいります。
丁寧に面の高さを意識しながらサフェーサーを研ぎ均し、塗装部の足付けとマスキングが完了。ベージュ系のメタリックで難しいカラーリングでしたが違和感なく綺麗に塗上がりました☆
塗装乾燥後は全体的に塗装面を研ぎ均し塗装の肌を整えていきます。
そして粗目→中目→極細とコンパウンドバフ掛けでつるつるのオリジナル塗面に仕上がりました☆
最後はガーニッシュを取り付けて、ボディガラスコーティングを修理した箇所に再施工して完成です☆
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