エアロスポイラーの亀裂破損修理☆フェアレディZ

本日の作業場ブログはリピーター様のフェアレディZ、フロントバンパースポイラーの亀裂修復をご紹介いたします。

今回の損傷はFRP製のフロントバンパースポイラーの亀裂ズレ込み修理のご依頼です。

バンパーの下側のパーツがバッキリ割れてズレ落ちております。上側にも擦り傷が広がる。

そして中央部の亀裂広がりです。

亀裂部分はゆがんで開いています。

とりあえずバンパーを外して、分解してから作業を進めてまいりましょう。

 

なかなか複雑なエアロスポイラーの分解作業が完了。

ズレ落ちは、留め具の破損なのでこちらは新たにビス止めで対応できそうです。

そして問題は亀裂と歪みですが、今回は袋状になった部分がパッカリと割れていますので、FRPを張り直しも検討いたしましたが、ウレタン樹脂を流し込んで固めると言う短時間で処理できて尚且つ形成もしやすい方法で進めます。

割れた個所ゆがんだ個所を、マスキングテープで矯正しながらウレタン樹脂を流し込み固めます。

90秒程度で一次乾燥を終えるので、この段階で樹脂の余りをカットしておきます。

裏側からの張り合わせを終えましたので、表側からも同じように施工を進めます。

特にファイバーが割れた個所は深く削り込み、裏側のウレタン樹脂と繋がるように貼ることで強度が増します。

がちがちに固まるとここからはパテ前下地に移行です。

中央部の亀裂跡は、サフェーサー塗布で行けそうですが、裏側のひっかけ傷が気になりますのでこの際そちらのパテ整形を進めます。

それぞれサンディングまで終えパテを施工。

パテでの整形までが完成。バキバキだったエアロがかなり自然な形に戻りました♪

綺麗に塗装前の下地が完了です。

中央部は表側より裏側の成形に時間を要しました。

そして、スリキズバンパーもサフェーサーで地を整え終えます。

 

 

それぞれ奇麗に塗装が完了。

フロントバンパーは部分的に塗装し、クリヤーはグラデーションを4回でぼかしを施し、最終のクリヤ際仕上げを素早くきれいに行えるように時間をかけて塗装しました☆

 

最後はぼかし際の処置をしっかり行ってくみ上げて完成です☆

 

はい!この通り跡かたなく綺麗に元通りです!

バキバキエアロが痕跡全く分からず元通り☆

中央部は亀裂跡だけでなく下側のガリ傷もきれいさっぱり☆

バンパーのスリキズも全く分からず綺麗に元通り☆

今回もマースガレージをご利用くださいましてありがとうございます!!!今後とも是非ご贔屓くださいませ!(^^)/

 

 

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