本日の作業場ブログはバンパーの樹脂部分のキズ修理をご紹介いたします。
今回の損傷はフロントバンパーの下側。
塗装がなされていない樹脂のガリ傷でございます。
通常は取り換え作業となるパーツです。塗装がかかっていないので塗装修理で元に戻すことが不可能な個所です。
今回は、元通りにはなりませんが違和感がない程度にお安くとのご依頼でお引き受けいたしました。
まずはキズ個所のササクレなどを削り全体的に研磨します。
プラスティックパテでキズ個所全体を盛り付けてフラットに。
樹脂パーツはシボが全体にあるので、キズ個所からフロント面方向はグラデーションに広いエリアで研ぎ均しました。
サフェーサーは上の角で見切りして、面方向はぼかすように塗布します。同じくグラデーションに研ぎ均します。
塗装は通常塗料ではなく、少し粘度が高めのブラック塗料に、フラットベースや酸化チタンの入ったホワイトで樹脂の質感に調色しました。モノコートでグラデーションぼかしで仕上げます。
乾燥後は磨きはせず、完成です。
接近して見ると質感の違いはありますが、遠くからだと違和感全くありません。
■仕上がり(正面)

before

after
キズ周辺のシボはなくなってしましましたが、マットで塗肌を少し荒く仕上げていますのでザラ感は少し出てます。
■仕上がり(斜め)

before

after
今回はお安く目立たなく仕上がりました☆
この度は数あるお店よりマースガレージをお選びいただきましてありがとうございました!!!今後ともご贔屓くださいませ(*^-^*)
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