本日の作業場ブログはタントの大きなヘコミ板金修理をご紹介いたします。
損傷個所は左リアサイドの大きなヘコミ・潰れ・亀裂でございます。
今回はお値段優先!とにかくお安く直してほしいとのご依頼です。
リアフェンダー全体にヘコミゆがみが広がり後方はぐっしゃりと潰れています。
このバンパーとの境目のヘコミはかなり難易度が高い板金となりそうです。
バンパーも変形亀裂が酷く、通常であればどちらも取替修理となりますが、できるだけ安く一切交換せず全て板金で修理してまいります!
まずはバンパーを外す。取り付けリテーナーの破損は奇跡的に無事ですΣ(・□・;)
リテーナーを外して板金を進めて行きます。
まずは角(縁)だった個所にワッシャーを溶接し徐々に引き出していきます。(縁の面影がない状態です)
並行してくの字に凹んだ部分も順に引き出します。
縁があらかた出ましたので、バンパーの粗修正へ移ります。
まずはボディとのフィッティングを合わせたいので、サイドヘコミの熱修正から進める。
何度かボディーと合わせて状態を確認していきます。
バンパーは広い範囲でヘコミが広がります。
フィッティング調整が終われば、他の部分の熱修正を進めてまいります。
加熱し面を復元します。
亀裂部分の溶接も終え、パテ前下地へ移行。
中々面を均すのに時間を要しましたが、バンパーの方のパテ研ぎが仕上がりました。
ボディの方も均し板金まで終え、サンディングしてパテ前下地を整えます。
うっすらとアーチ状を描いたプレスラインの復元もしっかり出せました。
サフェーサーを塗布し、ここからさらにひずみ抜きへ移行です。
ひずみ抜き・足付け・マスキングまで完了し、塗装へ。
ホワイトソリッドですから、クリヤなしのモノコート塗装で塗上げました☆
組付けて完成です☆☆
◆仕上がり①◆
デコボコだったボディがこの通り板金塗装でこの様に復元です!!
◆仕上がり②◆
この度は格安でここまで復元できました^^
この度は数あるお店からマースガレージをお選びいただきましてありがとうございます!!!
今後ともマースガレージをご贔屓くださいませ(*^_^*)
過去の【このヘコミ交換せずに直りますシリーズ】は>>コチラ
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