本日の作業場ブログはワゴンRの右リア側面塗装修理をご紹介いたします。
今回の損傷は右の後ろ側面を自家塗装された、手直し修理でご相談を受けました。
右のリアドア、リアフェンダー、リアバンパーとかなり分厚くスプレーされていて、リアドアは一面全体的に塗装されていました。
リアドアは取り替えた方がお安くなる可能性があるぐらいの状態です。
塗装の上に塗装を重ね、何層にも塗られている様子。
まずはこのスプレー缶塗料の除去から始めるわけですが、結構大変な作業になることが予想されます。
シンナーで拭き落として行きますが、何度拭き上げても次の層が出てきてくじけそうになります💦
自家塗装を失敗する事で、修理代が高額になることは確実です！
時間はかかりましたが、何とか除去できました。
スプレーの除去で使用した紙ウエスはかなりの量になりました。
そしてシンナーでは溶けないが、浸食されて壊れかけた層が出てきます。
これはシンナーで侵されたパテのようです。地道にスクレーパーで除去するしかありません💦
ほぼ自家塗装エリアを取り去ったボディは、ほとんど大きな傷は無い様子です。
残りのパテは削り落とすことにいたします。損傷がある程度確認出来ましたが、クォーターのヘコミが主な損傷だったようですね。
さて、ここからは板金作業へ移行です。
シンナーで弱った塗膜は新たなパテエリア全体的を一度研ぎ落してから板金に進みます。
凹んだ箇所をスタッド溶着で板金を進めます。
粗出しが完了。この後絞りと均し板金を進めパテを盛ります。
パテまでが完了しました。
最もスプレー除去が大変だったドアの損傷は、たったココだけだった様子です💦
自家塗装された際ドアのあちこちに、180番手程のペーパーを当てられた跡がありますのでそのエリアの下地を行ってサフェーサー塗布へ。
さてさて、ここからはいつも通りの手順です。最終の研ぎ均しを行い足付けを行ってマスキングへ。
そして今回はブロック塗装になる為カラー調整をかなり時間をかけて行いました。
塗装に移ります。少々弱った塗膜への塗装になる為、塗装に移るまでゆっくり熱入れを行ってから開始です。
塗りあがりました！
アウターハンドルも、自家塗料をしっかり落として再塗装。
最後クリヤぼかし際を研ぎ磨き均して完成です。
はい！無事綺麗に完成いたしました☆
ホームセンターやカー用品店で売られているスプレーでは、絶対に綺麗に直すことは出来ません！自家塗装してしまってからでは遅いです。その前に、地域で最もお安く、的確な修理提案に自信があるマースガレージへご相談くださいませ。
この度は数あるお店からマースガレージをお選びいただきましてありがとうございます！！！今後ともお車の事は是非お気軽にご相談くださいませ(*^_^*)
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